2014年冬のボーナスは増えているけど、支給されていない人も前年より増加。


株式会社カカクコムの12月1日のプレスリリースで、価格.comリサーチが第81回「冬のボーナス2014-増えた?減った?気になるみんなのボーナス事情-」調査結果を公表したことを明らかにしました。

気になる冬のボーナス。結果はどうだったのでしょうか?

昨年よりも1.4万円増加

価格.comリサーチのボーナス調査によると、2014年の冬のボーナスは昨年よりも1.4万円増加の58.5万円だったそうです。

昨年は3.8%増、今年の夏は2.6%増、そして今年の冬が2.5%増なので、3期連続のボーナスの増加となっています。

札束

近年は、ボーナス支給額が減った減ったと、テレビもラジオもインターネットも、どこでも言ってたのですが、3期連続の増加ということは、いよいよ景気回復が現実味を帯びてきているのでしょうか?

支給されていない人は全体の43.3%

しかし、全ての人がボーナス支給額が増えたわけではありません。中には減った人もいますし、それどころか支給されていない人もいます。

そもそもボーナスが支給対象外の人は全体の39%もいるんですよね。この割合は昨年冬の調査時の38.2%よりも0.8ポイント増えています。また、冬のボーナスの支給が全額カットされた人の割合は4.3%で、こちらも昨年の冬の調査時の3.6%よりも0.7ポイント増加しています。

こうやって見ると、支給されている人は支給額が増え、支給されない人の割合が高まっていることから、二極化が進んでいるように思えます。

また、男性の平均支給額は59.7万円で昨年冬よりも1.6万円増加しているのですが、女性は39.3万円で昨年冬よりも4.1万円も減っています。職場での女性活用の声はよく聞くのですが、ボーナス支給額にその声は反映されていないようです。

商品やサービスへの消費には回らない

ボーナスが支給された方のボーナス消費金額を見ていると、商品・サービスの購入に使われるお金が少なく、貯金やローンの返済などの金融関係にまわるお金の方が圧倒的に多い結果となっています。

  • 貯金:204,258円
  • 既存ローンの返済:191,173円
  • 金融商品(投資信託、株式等)の購入・外貨預金など:176,545円
  • 金融商品(投資信託、株式等)の補填:129,455円
  • 新しくローンを組む:207,273円
  • 子供の教育費:142,367円
  • 商品・サービスを購入する:71,625円
  • 旅行・外出をする(国内):60,484円
  • 旅行・外出をする(海外):165,946円

ボーナス支給額が増えても、それが金融関係に充当されているというのはどうなんでしょうね。ローンの返済は過去の買い物の支払ですし、金融商品(投資信託、株式等)の補填なんて投資の失敗ですから、消費の拡大とか景気を良くするといったお金の使われ方ではないように思います。

「商品・サービスを購入する」や「旅行・外出をする」にもっとお金が使われるようになればいいんですけどね。


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