2014年7月度のクレジットカードの信用供与額は3兆5千億円超で前年同月比8.5%増加


一般社団法人日本クレジット協会が2014年7月の「クレジットカード動態調査集計結果について」を9月30日に公表しました。

それによると7月のショッピング供与額3兆4,555億円、キャッシング供与額1,329億円、信用供与額合計3兆5,885億円となり、前年同月比で信用供与額合計が8.5%増加したそうです。前月比でも4.6%の増加なので、日本人のクレジットカード利用が徐々に進んでいることがうかがえます。

課題はネットショッピングの安全性

クレジットカードの信用供与額は、2012年が33兆円、2013年が37兆円と常に前年よりも増えており、2014年も7月の段階で23兆円に達しているので、1年間の信用供与額が前年を上回ることはほぼ間違いないでしょう。

クレジットカード

クレジットカードの利用増の背景には、ネットショッピングの利便性が増したことがあるのは容易に想像できます。

楽天やAmazonの売上が好調なこと、SNSの利用者が増加していること、オンラインゲームが盛り上がっていることなどから、今後もネットでの決済手段にますますクレジットカードが利用されていくでしょうね。

しかし、一方でネットでのクレジットカードの不正利用の被害が増えていることも心配です。

上半期だけでネットでの被害額が29億円

同じく一般社団法人クレジット協会が今年上半期の「クレジットカード不正使用の被害の発生状況」を公表していますが、これによると被害総額は51億円ということです。そのうち、ネットでの不正利用の被害額(番号盗用被害額)は29億2千万円と全被害額の約6割を占めています。

ニュースを見ていると、IDやパスワードが盗まれたり、運営会社から漏えいしたりしたことが理由でクレジットカードが不正利用されたようです。

パスワードに関しては、こまめに変更することが推奨されていますが、破られないパスワードは絶対にないので、別の手段で個人認証を行う必要があるでしょうね。今のところ、考えられる方法は指紋や目などを使って個人を識別する方法でしょうか。

パソコンで指紋認証し、そのデータを通販サイトにショッピングの都度送信して本人確認を実施するのは、現在の技術でも難しくないと思います。ウェブカメラを使った本人確認なんかもできそうですね。

他には、筆跡鑑定という手段も考えられます。

 

今後もますますネットショッピングは拡大していくでしょうから、決済手段についてもこれまでのような方法ではなく生体認証などに変えていく必要があります。消費者が安心してネットショッピングを楽しむためには、ECサイトが常に最新の技術で本人確認を行うようにすべきですね。


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