機械技術系が2014年9月のグローバル転職倍率が突出。流通、建築、総務関係も高倍率。


バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社が、2014年9月末時点でのグローバル転職求人倍率を公表しました。それによると、全体のグローバル転職求人倍率は1.35倍となっており、「機械(自動車/プラント/精密機器)技術系」が7.60倍と突出しています。

製造業は2.41倍

現在、グローバル企業が求めている人材は、技術者ということがはっきりとわかりますね。

オフィス

業種別のグローバル転職倍率を見ても、製造業が2.41倍と高くなっています。ちなみに製造業は4カ月連続でグローバル転職倍率がトップです。

日本経済は長きにわたるデフレを経験し、製造業は海外に安い労働力を求めて工場を建設してきました。それが理由で、国内の製造業が空洞化しているとか、技術者が海外に逃げているとか言われていますね。

しかし、気づいてみると、国内に技術者が少なくなっている状況。技術者のグローバル転職倍率が7倍を超える高水準になっているのもうなずけます。

他にも「流通・小売/消費財/ファッション」が3.63倍、「建築/土木/設備/不動産技術系」と「総務/人事/法務」が3.00倍と、グローバル転職倍率が高い職種があります。

クリエイティブやサービス関係は低倍率

一方、グローバル転職倍率が低い職種を見てみましょう。

「クリエイティブ(インターネット関連)」が0.73倍、「クリエイティブ(広告/出版/放送/映像関連/その他)」が0.25倍、「ホテル/レジャー/外食系/旅行」が0.24倍、「医療/福祉/介護」が0.14倍となっています。

クリエイティブは人気の職種のように思っていたのですが、案外ですね。インターネット関連は8月が4倍だったのに急落です。他の月を見ていても、高倍率だったり低倍率だったり、大きな変動があります。

広告や放送なんかも人気がありそうなイメージですが、こちらは過去1年を見ても1倍を超えていません。意外と世の中から必要とされていないんですね。

福祉や介護は人手不足とよくニュースで見ますが、こちらもグローバル転職求人倍率は極めて低いですね。

 

Daijob.comのホームページを見ていると、「9月度の全体での倍率は1.35倍と需給バランスが取れているように見えるものの、2014年4月以降、職種別での最高倍率と最低倍率の倍率格差が大きく、職種による求人数と転職希望者数の需給バランスの偏りは引き続き続くのではないか」と書かれていました。

職種によって売り手市場だったり買い手市場だったりと、差があるようです。

これは、グローバル転職倍率なので、新卒の就職活動とは一緒にできませんが、どの業種も職種も売り手市場になるといったことは、そうそう起こりそうにありませんね。


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