ガリバーがニュージーランドへ進出。日本の中古車は海外で人気が高い。


中古車買取大手のガリバーが、10月8日のプレスリリースで、ニュージーランドに進出することを明らかにしました。

それによると、2014年11月1日(土)にニュージーランド・オークランド市内にオセアニアでの1号店となるガリバーブランド直営店をオープンするとのこと。

なぜ最初の海外進出がニュージーランドなのか?

ガリバーが、海外進出する目的は、一言でいうと国内での中古車市場の伸び悩みです。

国内で買い取った中古車を海外で販売することで、収益増を目指すのでしょうが、なぜニュージーランドへ進出することにしたのでしょうか?

道路

どうやら、ニュージーランドの道路事情が日本と似ていることが同国への進出の理由の一つのようです。

ニュージーランドは、日本と同じ右ハンドル国。自動車は左側車線を走ることになるので、右ハンドルの日本車は同国の道路事情にピッタリなんですね。

そのため、2013年のニュージーランドの中古車輸入の約95%が日本からのものとなっているそうです。ここに目を付けるとは、さすが中古車買取大手のガリバー。しっかりと、市場調査が行われています。

 

ニュージーランドの他に右ハンドル、左側車線の国は、オセアニア地域をはじめ、ケニアなどアフリカ地域にも多く存在しています。同社が、ニュージーランドでの中古車輸出販売に成功すれば、これらの国にも進出していくことでしょう。

日本人はマイカーを持っていてもあまり乗らない

日本の中古車は、もともと海外の人たちに人気があります。

その理由は、日本人ドライバーが丁寧に車を運転することもありますが、他の国のドライバーと比較して走行距離が圧倒的に少ないからです。

走行距離の年間平均は、わずか5千km程度。これくらいしか乗らないのなら、そもそもマイカーを持たなくてもいいのではないかと思ってしまうのですが、まだまだ日本人は必要性よりも自動車を持つことの自己満足とかファッション性なんかを重視しているのでしょうね。

もちろん余暇を楽しむためという理由もありますが、それでも、レンタカーを借りるといった発想をする人はまだまだ少ないようです。

 

こういった日本人の自動車利用が、海外での日本の中古車人気を高めているのですから、ガリバーとしてはありがたい話ですね。自動車の中古価格が最も早く低下するのが日本ということですから、乗り倒された海外の中古車よりも人気が出るのは当然です。

中間業者を排除できるのでさらに安く販売できる

現在、日本から輸出される中古車は、海外のドライバーの手に渡るまでに国内のオークションで落札した輸出業者が間に入ります。

なので、中間業者が入る分だけ、海外での中古車販売価格が高くなります。

しかし、ガリバーは、日本のドライバーから買い取った中古車をニュージーランドに輸出して、現地のドライバーに販売するので、直販価格で日本の中古車を流通させることができます。当然、中間業者が介在していない分だけ、現地の人は安くで良質な日本の中古車を購入できるはずです。

 

スクラップされた日本の車の部品が、海外で高くで販売されています。廃棄された車でさえ人気があるのですから、しっかりと走る日本の中古車なら、海外で大人気になること間違いないでしょう。

きっとガリバーは、ニュージーランドをスッテプにして、これから多くの国に進出するでしょうね。


お役に立ちましたらシェアお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加