時代祭の常盤御前の衣装が26年ぶりに新調


10月22日に行われる時代祭に先立ち、9日に平安神宮で新調された常盤御前の衣装が披露されました。

時代祭は京都三大祭の一つで、常盤御前は平安婦人列で登場します。今回の衣装の新調は26年ぶりとのこと。

緑色を基調とした常盤御前の衣装

常盤御前は、平治の乱で平清盛に敗れた源義朝の妻です。

乱の後、平家の追っ手から逃れるため、今若、乙若、牛若の3人の子を連れて雪の中を歩き続けました。常盤御前が胸に抱く幼い牛若は、後に源義経となり、壇ノ浦の戦いで平家を滅ぼしたことは有名な話ですね。

 

これまでの時代祭の常盤御前の衣装は緑色を基調としていました。

常盤御前

常盤御前

今回、新調された衣装はどのような色なのかと注目をしていましたが、やはり緑色が基調となっています。なので、新調したと言わなければ、遠目では以前の衣装と同じにしか見えませんね。

これまでの伝統を守って、同じ色にしたのでしょう。

牛若を抱くポケット付き

新調された衣装には、牛若の人形を抱くためのポケットが新たに付けられたそうです。

人形とは言え、長時間、抱き続けると腕が疲れてくるでしょう。新たに付けられたポケットは、常盤御前に扮する女性が巡行中に疲れないように配慮したものなのかもしれません。

 

時代祭は、明治時代から始まった行事で100年以上の歴史があります。始まった頃は、行列に常盤御前がいなかったのですが、1950年代に婦人列ができてから新たに登場しました。

伝統行事の場合、今までなかったものを追加したり、あったものを無くしたりすることがためらわれるのですが、時代祭は登場人物が追加されるなど、頻繁に祭りの内容が見直されています。

大きな変更がなされることは、それほどありませんが、細部が変わっていたりすることはよくあります。今後も時代祭は、少しずつ変化しながら未来へ受け継がれていくことでしょう。

 

なお、時代祭の行列は10月22日の正午に京都御所の建礼門を出発し、13時25分頃に三条河原町、14時10分頃に三条神宮道を通過して、14時30分に平安神宮に到着します。

前日に宿泊して、京都御所で時代祭を観覧するなら京都市上京区のビジネスホテルを予約しておくと良いでしょう。

追記

常盤御前の衣装の新調が23年ぶりと紹介しましたが、正しくは26年ぶりです。訂正しお詫びいたします。


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