大田神社のカキツバタが鹿に食べられる被害を受ける


毎年5月15日に上賀茂神社と下鴨神社の祭礼である葵祭が行われます。

その頃に見ごろを迎えるのが、上賀茂神社の境外摂社である大田神社のカキツバタです。境内の大田の沢に群生するカキツバタは国の天然記念物に指定されており、5月中旬になるとカキツバタを一目見ようと、多くの観光客が大田神社を訪れます。

しかし、そのカキツバタが鹿の被害に遭ったことが5月初旬にわかりました。

5分の1が被害を受ける

新聞報道を見ていると、被害に遭ったのは2万5千株のカキツバタのうち5分の1にあたる5千株とのこと。

大田の沢に鹿の足跡があったことから犯人は鹿ということになっています。

大田の沢のカキツバタ

被害に遭ったカキツバタは、花の部分が食べられていたそうですから、今年は、上の写真のようにたくさんの花を咲かせたカキツバタを見ることは出来そうにありません。

ただ被害に遭ったのは5千株ですから、2万株が咲く景色を見れます。全滅しなかっただけでも良かったと思いましょう。

鹿対策を進める

大田神社では、5年ほど前に紫陽花が鹿に食べられる被害があったそうです。カキツバタの被害は今回が初めてだとか。

現在は、鹿の通り道にネットを張ってカキツバタが食べられないように対策を施しているようなので、2万株のカキツバタは食べられないでしょう。

神山や大田ノ沢のかきつばた ふかきたのみはいろにみゆらむ

これは平安時代に藤原俊成が大田の沢のカキツバタを見て詠んだ歌です。

古くから親しまれてきているカキツバタなので、来年以降もきれいな花を咲かせてほしいですね。


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