楽天生命がオンラインで本人確認を実施開始。送付の手間と時間の省略で申し込みは増えるか?


生命保険の申し込みをオンラインで行うと、時間を大幅に短縮することができます。しかし、申し込みの際に必要となる運転免許証やパスポートは、コピーしたものを郵便などで送付しなければならず、この点が利用者にとって面倒でした。

この面倒な本人確認書類の送付を省き、オンライン上でほぼすべての手続きを完了できるように2014年10月6日から楽天生命が対応しました。

オンラインでの申し込みが5割を超える日も

楽天生命のプレスリリースによると、インターネット経由の保険契約が広く浸透していることから、オンラインによる本人確認書類の受付を開始したそうです。

パスポート

現在では、楽天生命への申込みは、スマートフォンやタブレットからも多くなっており、申込み全体に占めるそれらの割合が5割を超える日もあるとか。

そのような状況を考えると、手続きの利便性や即時性を損なわないようにする施策が必要になるでしょう。今回のオンラインによる本人確認書類の受け付けは、こういった時代の変化に対応したものと言えます。

オンラインでの本人確認方法は、身分証明書をスキャナでデジタル化したものだけでなく、スマホで撮影したものも利用でき、それらを楽天生命のウェブサイト上にアップロードすれば完了です。自宅にコピー機がない人にとってはコンビニに行く手間が省けるので時間の短縮になりますね。

また、楽天生命にとっても、コピーした紙の身分証明書の送付を待つ時間や照合の手間が省けるので業務の効率化につながることでしょう。コピーの手間を嫌って申し込みを先延ばしにしてしまうこともあるでしょうから、それによる機会損失の発生も抑えられるはずです。

すでにオンラインで本人確認を実施していた業種はあった

今回の楽天生命のプレスリリースを読むと、さすがIT関連の企業だけあって先進的だなと思う方も多いでしょうが、すでにオンライン上で本人確認を完結させていた業種はありました。

最近、利用者数が拡大しているカーシェアリングが、その代表例です。

大手のカーシェア会社では、運転免許証をスマホで撮影し、ウェブサイトにアップロードすることで申し込みが完了できるように以前からなっていました。今は会員数を増やして市場のパイを獲得しなければならない時期なので、利用者にわざわざコピーの手間を取らすことは、ライバルとの競争において不利となることは容易に想像できます。

 

すでに多くの人が生命保険に加入している状況で、オンラインによる本人確認がどれだけ新規契約に貢献できるかはわかりません。しかし、他社に先駆けた楽天生命が、利便性でライバルたちを一歩引き離したことは確かです。

他社も楽天生命に後れを取らないようにオンラインでの本人確認へと移行していくでしょうね。


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