サーバント・リーダーシップが組織の円滑な業務遂行に求められている


これまでリーダーというと、組織の構成員を積極的に引っ張っていく指導者ばかりが注目されてきました。日本だと本田宗一郎さんや松下幸之助さんのような経営者でしょうか。歴史上の人物だと織田信長が最もイメージしやすいですね。

ところが、最近ではこういった牽引型のリーダーシップを発揮する上司よりも、部下や同僚を支援するリーダーシップの方が重視されるようになっています。

こういったリーダーシップを支援型リーダーシップとかサーバント・リーダーシップと言います。

経営環境の多様化で従来型リーダーシップが適さなくなっている

従来型の率先していくリーダーシップは、高度成長期のように造れば物が売れた時代には重宝されました。

特に天才的な発想を持ったリーダーがアイデアをだし、それを商品化できれば、あとは大量生産するだけで業績は右肩上がりでした。

しかし、現在の経営環境は非常に多様化しているので、この先、何が消費者に受けるのか、どうすれば売上が増えていくのか、そういったことをリーダーが予測して部下を引っ張っていくことが難しくなっているのです。

部下がリーダーの指示に従って動くだけでは、現在のようなビジネス環境では成果を残しにくくなっているんですね。

部下を動機付けて活躍できる環境を作る

少数のリーダーが複数の部下を引っ張っていくことが難しい現代の経営環境では、反対に部下が率先して行動できる環境づくりが大切になってきます。

つまり、リーダーは命令するだけではなく、部下の言葉に耳を傾け、ともに組織が進むべき方向を話し合うことが重要になっているのです。

そこで登場するのがサーバント・リーダーです。

オフィス

サーバント・リーダーは、部下に対して奉仕的な態度をとります。組織の構成員がどうすれば快適に仕事をできるか、部下の目標達成にどうやったら貢献できるか、こういった視点から組織のメンバーを支えるリーダーシップを発揮することが、現代のビジネス環境では求められているのです。

リーダーの頭の中だけでは解決できない問題が増え続けている昨今のビジネス環境では、できるだけ多くの人の知恵を得なければなりません。

そのためには、リーダーはトップダウンで命令を下すのではなく、組織のメンバーからボトムアップで様々な提案がなされるような環境を作る必要があります。

そういった環境づくりのためにリーダーシップを発揮するのが、サーバント・リーダーなのです。


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