新風館にホテル新設。増え続ける京都への外国人観光客を取り込めるか?


京都市中京区の烏丸通沿いに建つ商業施設の新風館が、2016年の春から建て替え工事に入ります。

この工事で、新風館は複合商業施設に生まれ変わり、上層階にはホテルができます。

増え続ける外国人観光客

ここ数年、京都を訪れる観光客は増え続けています。

京都市内の宿泊客数は、2010年が1310万人で過去最多となり、翌年は東日本大震災で落ち込んだものの、その後、徐々に回復し2013年には1308万人まで戻っています。

また、この年の外国人宿泊客数は113万人と過去最多となっており、今後も京都を訪れる外国人旅行者は増え続けるものと思われます。

京都はホテルの新築ラッシュ

2014年中には、ザ・リッツ・カールトン京都をはじめとして、新たに営業を開始したホテルが何軒かありました。ゲストハウスも多数オープンしており、手ごろに泊まれる宿から高級ホテルまで、旅行者の多種多様なニーズに応えれる街に京都は変化しつつあります。

しかし、これだけホテルが新規オープンしても、まだまだ旅行者を収容しきれない状況は改善されていません。

読売新聞の2月20日の記事によると、2014年の4月~12月の市内の主要25ホテルの平均稼働率は89.7%と非常に高く、宿泊者のニーズを満たしきれていないことがわかります。

新風館に新たにホテルができることで、今までよりも多くの旅行者が、日帰りではなく1泊以上の旅行ができるようになることでしょう。

レトロな外観は維持

新風館は、タイル壁が特徴的なレトロな建物で、京都市の有形文化財の指定を受けています。

今回の工事で、この外観が壊れてしまうのではないかという不安がありますが、デザイン的価値が高いため、その大部分は残すようです。

新風館

新規オープンするとは言え、以前の外観が維持されれば、これまでの街のイメージが大きく変わることはなさそうですね。

京都市は、官民挙げて古都の街並みを維持しようと努力している都市ですからね。さすがに奇抜なデザインにはならないでしょう。


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