2014年の出版物販売額は消費増税の影響を受け減少!図書館増えるも購入額は減少傾向。


出版科学研究所の調査によると、2014年の出版物販売額が10年連続で前年を下回ったことが1月26日にわかりました。販売減の影響で特に大きかったのは消費増税だったそうです。

書籍は8年連続、雑誌は17年連続の前年割れ

2014年の書籍の販売額は7,544億円(前年比-4%)、雑誌の販売額は8,520億円(前年比-5%)です。書籍は8年連続、雑誌は17年連続の前年割れ。

この金額には電子書籍が含まれていません。なので、電子書籍も合計した出版額はもうちょっと増えそうですが、まだまだ紙の書籍に比べると圧倒的に利用者数が少ないので、電子書籍の影響は微々たるものでしょう。

本

毎年、話題になる書籍は出版されているように思うのですが、話題になるだけで発行部数は伸びていないのでしょうね。

売上が落ち込んでいる理由はいろいろとあるでしょうが、値段が少しずつ上がっている影響もあるのではないでしょうか?昔は、文庫は500円未満で買えるものが多かったのですが、最近では700円や800円と上がっており、本によっては1,000円を超えるものもあります。

加えて消費増税の影響もありましたから、本が手頃でなくなりつつあります。出版社は値上げばかりせず、この辺りで値下も考えてはどうでしょうか?

図書館も購入額が減少傾向

ビジネスジャーナルの1月1日の記事によると、2013年末時点の公共図書館数は全国で3,248館だったそうです。1983年が1,487館だったので、この30年間で約2.2倍に増加しています。

蔵書数は1983年は1億冊未満だったのが、2013年には4億冊を超えています。このデータだけを見ると、読書をする人の数が減っているようには思えないのですが、個人への貸し出しは7億冊程度で伸び悩んでいるとのこと。

図書購入費も1998年の369億円がピークで、そこから減少し続け2014年には285億円まで落ち込んでいます。

貸出数自体は横ばいのようなので、日本人が本を読まなくなっているというわけではないのかもしれません。

 

景気が長期間低迷していることが出版物販売額が減少している理由なのでしょうね。もう少し書籍の値段を下げれば、そのうち書籍の売上は伸びていきそうなのですが。


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